9年目の3.11を思う、祈りを心に
今年で9年目を迎えました3.11。
今年は新型コロナウイルスの影響で、関連イベントは軒並み中止になり、避難者の方の思いや現状を伝える機会が減ってしまいました。
僕自身も、毎年出演させていただいてた311
関連のイベントが中止となってしまいました。
関係者の皆さんは忸怩たる思いでしょう。
そんな時だからこそ、一人ひとりが、あの日に起きたこと、そして今に繋がっていること、一つひとつに思いを馳せることを忘れないようにしたいです。
3/10の日、札幌地裁の判決。国と東電の責任を認めながら(それは大きな一歩ですが)自主避難された方の正当性が認められたとは言い難い結果になってしまいました。当初請求していた賠償額42億円からは程遠い、5290万円。仮に原告253人で割った場合一人21万円。裁判の費用で消えてしまう額です。
5290万円!ってさくらの会に使った費用とほぼ一緒じゃないか!?💢そんなものに使うならこっちに出せよ!
避難者の方は、生活や故郷を奪われてるんやで!って思いますよね?
いまだ続いている悲しみや理不尽、それらが、今を生きる私たちに問われていることを
忘れないでいたいです。
あの日から、今に繋がる、沢山の素敵な出会いがありました。
葛藤を背負い故郷を出てこちらに来た人達との出会い、感動、そして別れがありました。
その全てが今の僕を作ってくれています。
数年前、東北を訪れた時、思ったことがあります。
人は何処にいても、幸せになれるし、なるべきなんだと。
その為に人は選ぶ、選択し続ける。
それを何人たりとも邪魔は出来ないのだ。
皆さんの物語の最後が、幸せでありますように。
祈ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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