生まれる前は神様の世界、についての考察
子供がまだ小さい頃、生まれる前は何処にいて何処から来たの?
と聞いたことは親なら必ずあると思う。
僕も一時期息子に質問していた。
そしたら息子は、空から滑り台みたいなもので滑ってお母さんのお腹の中に入った、というような事を言っていた。
空の上にいてそこには神様がいて、そこから僕と妻を見つけて楽しそうだったと。
だからあそこに行きたいと思ったら、神様に背中を押されて、と。
そんなことを言っていた。
確かに似たような事を言っている子供は多いらしく、そんな本も出ている。
↓こんな感じかな?笑
それが3〜4歳位の頃だったと思う。
それからもたまに聞いてみると同じ様な答えだったが、今年13歳を迎える息子はそれに対して興味深いことを言い出した。
あれは、子供の頃の願望だったんじゃないかと言うのだ。
自分がそういうところから来た、という風に思いたかったんじゃないかと。
3歳くらいに見たものや、興味あったものが自分の中にそういう世界を作ったのではないかと。
なるほど、面白い。
確かに、そうなのかも知れない。
3歳くらいというのは、いろいろ外界に関心が湧く頃だ。
空や 雲や 風や 葉っぱや 自分の声の響きや、、、
いろんなものに不思議を感じ、夢中になっていた息子を思い出す。
生まれる前の世界は、その時にしか感じれないものを全て凝縮して描いた子供特有の世界なのかも知れない。
それは、世界一小さいストーリーテーラーの誕生の瞬間だ。
この話を息子として、改めて思う。
生まれる前に神様の世界にいたかどうかの
事実云々より、そういう世界を思う心を
子供が持っているということに感動する。
これから子供を産む親御さん、小さい子供のいるパパママには、是非子供に、聞いてみて欲しい。
君は何処から来たの?って。
そこから小さな語り部が生まれる予感に胸を膨らませて。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
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